アーバンオート福岡 記録簿

日々の整備記録です どなたかのお役に立てますように

ウェイク スペアキー登録

ウェイク スペアキー登録についてですが高年式車両に限り当店ではダイハツスペアキー登録が可能です。

今回はウェイクとなります。

セキュリティの関係で詳細は伏せた内容ですが・・。

真ん中のスマートキーが新品のそれです。

ただし難点もあります。

以前のスマートキーは5000円程度で新品手配が出来ましたが

高年式の車両は17000円ほどになっておりますので

結果的にディーラーさんのでの持込登録費を含めても以前のモノの方が安いんです。

  

ウェイクのスペアキー登録でお困りの方のお役に立てましたら幸いです。

カーナビでYoutubeが見れように

カーナビでYoutubeが見れるキットの取付です。

スマホの映像を大画面で観る!」

ワイヤレスレシーバー

なんでもWifiミラーリング出来るようになるものだとの事。




ドナー車はマイカー兼代車のアルファードです。

RCA端子での外部出力がないのでこんなコードを取り寄せました。

ナビの後ろ面に刺せば外部入力が可能になります。

ナビ画面にもVTRの文字が現れます。

ここまでは順調でしたが・・・。

どうやってもここから上手くいきません・・。

困った果てにこのメーカーの適合で確認すると・・

 

私のスマホは Google Pixel 3a・・。

チャンチャンな結果でした。

 

これから購入をご検討の方のお役に立てましたら幸いです。

 

でもまだ諦めていませんのでもう少し続きます。

 

ゴルフ6 マグネットクラッチ付ウォーターポンプ交換

エンジンチェックランプ点灯とエンジン回り?からの異音でお預かりのゴルフ6です。

チェックランプ点灯の原因はマグネットクラッチが断線。

ウォーターポンプからは水漏れが発生していました。

恐らく「ガラガラ」といった異音もマグネットクラッチ搭載のウォーターポンプからの様子です。

ダウンサイジングターボ搭載のこの車両ですがターボが効き始めるまではスーパーチャージャーがパワー不足を補う構造です。

そのスーパーチャージャーへのベルト駆動の連結をウォーターポンプに搭載されたマグネットクラッチが担う形です。

オーナー様にはお見積りの上 OKを頂けましたので作業に入りますがこの作業が中々の知恵と工夫が必要で・・。

まずはファンベルト脱着ですがこれが珍しい構造でダブルオートテンショナー。

ここは下側のテンショナーの操作のみで両方のテンショナーにロックピンをはめてクリアーします。

次に黒いこのカバーが曲者で何とかして4ケ所の爪を外します。

ウォーターポンプを外して

新旧比較です。

以前優良部品でかなりの不良ロットが出たらしくそれ以来当店ではこのウォーターポンプに関しては必ずVW純正品を使うようにしております。

組み上げて

最後にクーラントを補充してのエア抜きですがゴルフはちょっとやり方が変わっていてエア抜きの際にはキャップを締めて圧がかかった状態でエア抜きをします。

ここで診断機でチェックすると!!なんと エラーが発覚!!!

まぁよく考えればわかるのですが原因はコレ。

ヒューズでした。

 

でもちょっと焦りました(汗)

完了です。

ゴルフ6オーナーさんのお役に立てましたら幸いです。

スペーシアカスタム ロールスクリーン修理

スペーシアカスタムのロールスクリーン修理です。

悲しく垂れ下がったロールスクリーン・・。

巻きあがる気配は一切ありません・・。

原因を探るためにまずは内張を外します。

内張の内側です。

7つほどのビスを外します。

外れました。

分解してみると原因はすぐに分かりました。

完全に折れていました。

本来はここに掛かっていないといけないはずです。

修理ができそうでしたので・・。

このように外れないように溶着とUV接着剤にて補強しました。

あとは逆の手順で組み上げて修理完了しました。

どちらかといえば組み上げる時の方が難しい作業だと思いますが同じ状況でお困りの方のお役に立てましたら幸いです。

VW シロッコR DGSオイル交換

シロッコRのDSGオイル交換のご依頼を頂きました。

シロッコRは初めての入庫ですが非常に個性的でカッコいいお車でした。

DSGは湿式6速でした。

もちろん事前にお見積もりをさせて頂き 作業を進めております。。

排出したオイルは真っ黒な状態でした。

新旧オイルの比較です。

オイルフィルターも同時に交換させて頂きました。

さらにご希望によりSOD-1の添加もご依頼頂きました。

ここからはオイル注入とレベル調整の準備です。

診断機でオイル温度を測りながらの作業です。

中々基準温度に下がらない為業務用扇風機を使って強制的に温度を下げていきます。

なんとか無事に基準値になりレベル調整が出来ましたので最後に試運転とエラーが発生していないことを確認して完了です。

こうしてみてもやっぱりカッコいい一台でした。

この度は当店をご利用頂き誠にありがとうございました、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

 

シロッコオーナさんのご参考になれば幸いです。

フィアット デュアロジック修理

同業者様からのご依頼でバック出来ないフィアットのお預かりです。

これまでも数々のフィアット デュアロジックを修理させて頂きました中でいくつかのパターンがあることが分かってきました。

 

それは同じギア抜けやシフトしないといった内容ですが原因はいくつか存在するということで今回の原因はアキュームレーターの内部破損でした。

 

数値で見ると非常に判断しやすい箇所のようです。

 

ここにオキュームレーターがあるのですが・・。

外すには

27mmの薄口スパナが必要です。

そんなサイズの薄口スパナは持ち合わせていませんので急遽通常の27mmスパナを入手

それを出来る限り薄くサンダーで削り薄口スパナを作成して取り外しました。

ベースになる工具はアストロ製です。

一生懸命に削ります。

 

文面で書くと簡単なようですが通常のスパナを薄口に削るには結構な時間を要しました。

ここまで削ってギリギリ外すこと出来ました。

新旧比較です。

外観では全く分かりません。

 

ただし診断機で確認するとその数値は一目瞭然でした。

今回はアキュームレーターとデュアロジックオイルの補充で完治しました。

フィアット オーナさんのお役に立てましたら幸いです。


 

 

 

キャラバン インマニ奥からの水漏れ修理

エンジンチェックランプ点灯のちにオーバーヒートで入庫のキャラバンです。

入庫時もクーラントは運転席下あたりからボタボタと漏れていました。

アンダーカバーがついている車両ですので下から見ても漏れの箇所が分かりません。

 

アンダーカバーと運転席を外してから

ラジエーターに圧力をかけて確認するとインマニの奥からボタボタとクーラントが漏れ出しました・・。

この奥です。

問題のホースです。

外してみても亀裂等は無いのですが・・。

新品と交換すると水漏れは止まりました。

このホースがついているパイプが腐食している場合もあるらしくその際はインマニASSYの交換が必要でかなりの価格となりそうです。

幸い今回はホースのみの交換で完治しました。

 

ところでエンジンチェックランプですが診断機で確認すると・・。

「オーバーヒート 3回」

 

こんなエラーコードがあるとは・・。

 

キャラバンオーナーさんのお役に立てましたら幸いです。