ついに憧れのアウディA5スポーツバックを
勉強?検証?用+しばらくはマイカーとして購入しました。
走行距離が128000kmですので格安でした。
オークション会場からの引き取りの帰り道でもちょっとした不具合はありました。
スタートから2速時までの間でのジャダーです。
これは意外と簡単でクラッチポイントのリセット、学習+キャリブレーションでほぼ解消しました。
あえてSトロニクスオイルを交換せずに上記の作業を実施しましたがかなり改善されました。
さらにSトロニクスオイルも交換するともっと効果が得られる予感がします。
が、Sトロニクスオイルは高価なため一時保留・・・。
次に2日目にしてオイル不足警告灯がメーター内に表示されました。
(まあ 親切な機能ですね。)
「 オイルを1リッターほど足して!しばらくは走れるけど 」
といった表示も同時に出ます。
話の順序が変わりますがオイル漏れがありました。
ここです ドレンボルト。
交換後の画像ですが輸入車あるあるですがドレンボルトから漏れます。
手に持っている方が漏れていた純正品です。
ワッシャーだけでなく同時にボルトも毎回の交換がお勧めです。
ステッカーから計算するに前回の交換から5000kmほど走行している模様。
輸入車はオイル食いする上 ドレンボルトからオイルの漏れで規定量より1リッターほど減った為に大変親切な「オイル不足警告」が点いた様子。
問題はここからなんですが警告灯が点いているので、オイルを足すかこの機会に交換をするんですがそのどちらをやっても警告灯が消えないんです!
通常であれば基準値内になった時点で警告は消えます。
そこで次に疑いたくなるのはオイルレベルセンサーですが・・。
これです。
勉強の為に外した画像です。
もしかしたら多くの整備士さんはこのレベルセンサーを交換するかも知れません。
ここで答えを言いますとこのケースの場合その部品交換では直りません・・。
下の写真の中にヒントがあります。
これで分かった方は経験者の方だと思います。
メーター内 どこかおかしくないですか?
ヒントは左後ろのドアとボンネットが開いている状況です。
・
・・・
・・・・・
正しくはこのように表示されなければなりません。
今度は運転席とボンネットが開いている状況です。
分かりますか?
ボンネットが開いていると認識されていないんです・・。
するとどうなるかというと・・。
A5車体は「オイル量は正常だけど、ボンネットが開いてないから補充はされてない!はず!!」と頑なに警告を消しません。
なんと親切な機能か!!そこまで予測するとは!!
(もうただの余計なお世話なんですけどね・・)
結果としてボンネットの開閉検知スイッチの交換が必要となります。
この奥です。
ただし検証用兼マイカーの為別の配線をチョイチョイとして開閉を認知させます。
するとメーター内にはこう表示されます。
こうなればあとはオイルを足そうがオイル交換をしようが基準値内にあれば警告はなにもせずとも消えます。
聞いた話ではオイル警告が点いたためガソリンスタンドで1リッター足し・・消えないのでもう1リッター・・まで消えないので・・・と計4リッター入れたそうです。
このA5は2000ccでオイル量は4.6リッターなのでエンジン内に7.6リッター入っている計算になります。
注)警告灯は1リッター減った時点で点灯します。
その後無事に走行して帰れたかどうかは知りませんがゾッとする話です。
エンジンオイル警告灯 とてもとても親切な機能??ですね。
アウディオーナーさんのお役に立てましたら幸いです。