いつもお世話になっておりますM様よりのご依頼です。
という事は1時間ほど走らないと状況が確認できないのでは・・・。
と一抹の不安を感じながらもまずは試乗。
確かに冷間時、または近状への走行後は問題なくエンジンがかかります。
ですので問題の1時間後を再現する為走ります・・・1時間。。
すると出ました!!エンジンがかかりません・・。
セルモーターは正常に回ります。
キュンキュンキュンキュンキュンキュンと
アクセル全開で回し続けること約8秒・・。
ここでやっとかかりますがすぐにエンスト・・。
ディーゼルの場合、点火系はありません(グローはこの場合割愛)
圧縮に関しても十分な暖気後に圧縮漏れは考えにくい為残りは
燃料でしょうか?
どうもエアが噛みこみが原因の様子。。
試しにプライミングポンプをポンピングするとちょっと軽い印象です。
(本当はもっと固いはず・・?)
しかしポンピング後はすんなりエンジンがかかります。
というわけでポンプの気密性を検証します。
ポンプはOKでした。
ですがフューエルフィルターの取り付けた状態で検証するとエアが漏れます。。
結果から原因はフィルターのOリングでした。
痩せたOリングです
写真にありますのはOリングセットです。
Oリングが疑わしい時に重宝します。
フューエルフィルターも交換して耐油性のOリングも(付属してきます)交換して修理完了ではありません・・。
再度検証の為走るとこ1時間・・・。
ドキドキしながらエンジンをかけます。
キュンキュン ブルン!!
大丈夫でした!!結果から聞くと簡単かもしれませんがここまでは四苦八苦しておりました・・。
最悪は燃料ポンプからのエア吸いの予感もありましたがフィルター側でホッとしました・・。
いつもお世話になっておりますM様大変お待たせいたしました。
どなたかのお役に立てましたら幸いです。