アーバンオート福岡 記録簿

日々の整備記録です どなたかのお役に立てますように

高温?で停止するナビの修理

今年1月に当店で購入頂きました中古車ですが、長距離を走行時に高温でナビが停止するとの事。

画像はこんな感じだそうです。

ナビを車体から外すと原因はすぐに分かりました。

ナビ本体裏のファンが動いていません。

幸い在庫しておりました中古ナビに同じモデルがありましたので移植します。

上部カバーは爪のみです。

裏面もビスのみです。

外れました。

非常に小さなカプラーを外します。

移植途中です。

鬼門がもう一つ ファンモータ固定のビスですがこれが中々固く緩みません。

そんな時はこれ。

 

はんだゴテ。

これでビスを温めます。

すると

緩みます。

高温で停止するナビにお困りの方のお役に立てましたら幸いです。

エブリィワゴン 圧縮漏れ修理 後編

前回からの引き続き エブリィワゴンの圧縮漏れ修理です。

いきなりですが排気側計6本のバルブを交換しました。

バルブコンパウンドでしっかり当たりを付けます。

圧縮漏れが無い事をクーラントを使って一晩置き確認します。

その間にチェーンカバーの古い液体ガスケットを清掃します。

カバー側には新しい液体ガスケットを塗布。

余談ですがK6Aエンジンはオイルパンを外さないとチェーンカバーが外れません。

それはこのオイルストレーナーのせい。

この2本のボルトを外す必要があるからです。

外から見た感じではカバーだけで外れそうなんですが無理にやると破損しますのでご注意下さい。

 

あとは逆の手順で組み上げて完了です。

 

分解より組む方が好きなので組み上げる作業はとても楽しいです。

K6Aエンジンの圧縮漏れでお困りの方のお役に立てましたら幸いです。

エブリィワゴン 圧縮抜け修理 前編 分解

エンジン不調での入庫のエブリィワゴンです。

エンジンがボトつくとの事でしたので、おおよそイグニッションコイルあたりだろうとタカをくくっていましたが・・。

 

結果は・・。

 

まさかの圧縮抜け・・。

重整備確定です。

 

つべこべ言わずにエンジンを降ろします。

 

降ろしたら分解します。

排気バルブ欠け確認しました。


完全に欠けています・・・。
後編に続きます。

アウディA6 奇数段に入らない+バックしない故障 修理 

 奇数段に入らない+バックしない故障とのことでお預かりのA6です。

原因の追究に少々い時間を頂きましたがメカトロのリペアキットで修理可能だと判断しました。

オーナー様にお見積もりお伝えし了承を頂きましたので修理致します。

オイルパン内には少し金属片交じりの鉄粉が付着しておりました。

メカトロリペアキットを組み替えますがここからは決まった箇所のソレノイドを交換しないと失敗します。

交換後ですが、当店では診断機にてある作業を実施しています。

これを怠るとエラーが再度出るからです。

最後にオイルパン内の鉄粉が気になりましたので約100kmほど試運転してエラーが出ないことを確認して完了です。

無事に修理が完了してオーナーさんへご報告、納車致しました。

 

A6 いいお車ですね。

アウディオーナーさんのお役に立てましたら幸いです。

MINI R56 オイルエレメントハウジングからのオイル漏れ修理

前回から引き続きのオイル漏れ修理です。

定番だそうですが私自身は初めての作業です。

漏れている個所は下から見るとこちらです。

ハッキリとは見えませんがオイルフィルターのハウジング付近です。

確認するだけでもその周辺をバラす必要はありそうです。

ですのでバラしていきます。

まだまだどんどんバラします。

エアコンガスを回収し、コンデンサを外して

クーラントを抜き、ラジエータも外す必要があります。

ここまでくるとはっきりと分かります。

問題の所はここです。

やはり原因はハウジングのオイルシールのようです。

ですので交換します。

外してみて分かったことですが以前どこかの誰かさんがこの箇所に液体ガスケットを塗布していたようです・・・。

綺麗にします。

新品のガスケットを組み付けて

あとは逆の手順でひたすら元に戻すだけです。

 

これが定番の修理事例ならこれからMINIが入庫するたびに恐る恐るここを確認しないといけないと思うとゾッとします。

 

MINIオーナーさんのお役に立てましたら幸いです。

R56 MINI オイル漏れ修理 

R56のMINI オイル漏れ修理です。

定番の箇所らしいのですがこれが結構な手順が必要でした。

 

今回は簡単なタペットカバーガスケット交換から

プラグとイグニッションコイルも交換します。

もう説明の必要もないくらい簡単です。

 

ここからが大変な箇所です。

続いての漏れの箇所ですが・・オイルエレメントハウジングです。

 

次回に続きます。

ゴルフ 湿式6速 DSGオイル交換

湿式6速のDSGオイル交換のご依頼を頂きました。

オイルは綺麗に見えますが・・・。

上から見るとこんな色になっておりました。

オイルフィルターも同時に交換します。

新油の色の比較です。

オーナーさんのご希望によりSOD-1を規定量添加させて頂きました。

注入は下からです。

規定温度できっちりレベル調整して試運転。

問題がないことを確認して完了です。

劣化しないオイルはありませんので定期的な交換が必要です。

 

VW ゴルフオーナーのお役に立てましたら幸いです。