ゴルフ のエンジンチェックランプ点灯の後水温警告灯が点滅し始めた為にお預かりさせて頂きました。
診断結果は・・。
マグネットクラッチ?
チャージャー?の断線
はてな?と思い調べてみると原因の一つはスーパーチャージャーを駆動するためのマグネットクラッチ付きウォーターポンプの様子。
一時的なエラーの可能性もありますので一旦消去しても同様のエラーコードが表示されますので間違いないようです。
「過去」扱いとなっておりますがラジエーターファンにも動作不良の履歴がありましたので履歴消去後も5kmほど走らせるとやはり同じエラーが記録されていますので同時にファンモーターも交換致します。
問題のウォーターポンプはこちらです。
ダウンサイジングターボ搭載の1.4Lエンジンですがターボが効くまではこのマグネットクラッチ付きのウォーターポンプがスーパーチャージャーと連結させてパワー不足分を補う構造のようです。
クーラント漏れも確認できましたのでやはり限界に来ていたのでしょうか。
とにかくこのタイプのウォーターポンプの交換は
初めての作業でしたのでできる限り慎重に作業を進めました。
まずはファンベルトを取り外しますがオートテンショナーが2つとなっておりますのでなかなか見ない構造ですが特に問題なく取り外しは出来ました。
写真ではエアダクトとスーパーチャージャーのカバーが外れておりますがこの2点の取り外しが難所でした。
結局 急がば回れでインマニ周りを全て取り外すことに・・。
やっと問題のウォーターポンプが外れました。
新旧比較です。
次に作業する際はインマニを外さずに作業できるかも知れませんが恐らく右側のエンジンマウントを外しての作業のほうがスムーズに出来そうです。
またお持ちの工具のバリエーションによっては作業がストップする事案だと思いますのでDIYで作業される方は覚悟して臨んで下さい。
引き続きファンモーター交換に進みます。
ゴルフオーナー様のお役に立てましたら幸いです。