年間走行距離が約4万kmとかなりハードにお使い頂けてる為今回かなりの交換部品が発生しておりました。
ファンベルトとオートテンショナーを外した状態ですが上からのオイル漏れがあります・・・。
オイル漏れの原因はタペットカバーガスケットでしたので交換致します。
次にオートテンショナーからも異音が発生しておりましたので交換致します。
前の画像にありますが私はクランクプーリーを外さずにある裏ワザでテンショナーのみを取り外します。
続いてドライブシャフトブーツからのグリス漏れです・・・。
当店では価格を抑えるため分割式のブーツを使いません。
輸入車を含めたほぼ90%以上に対応できる伸びるブーツを使います。
もちろんのことですがドライブシャフトの内部に傷やガタが発生していないか十分に確認致します。
幸い今回は問題がないようですのでブーツ交換のみで作業を進めます。
もしこの段階で傷やガタが見つかった場合はドライブシャフトASSY交換となりますので費用は数倍にもなりかねません。
(そうならないためにも定期点検は決まった時期に受けてくださいね)
こうやって専用工具でブーツを伸ばしてかぶせるように取り付けますが、ここで以前同業者さんに聞いた話ですが「伸びるタイプのブーツはすぐにダメになるから使わない」とのこと。
すぐダメになる原因ですが私は作業ミスが原因だと思っています。
この上の画像は内側の留の部分を通常のところで留めているんです。
キツキツではありませんか?
正しい留位置はこちら。
余裕ができたところなんです。
余裕がないからすぐにダメになるんです。
当店で施行させていただきました伸びるブーツは早々にはダメになりません!
続いてはラジエーター交換です。
なぜかエアコンのコンデンサーごとでしか外せません・・・。
(トヨタさん・・何故このような作りなんですか?・・・・)
愚痴を言ってもしょうがないのでサクサクと進めていきます。
(サクサクといってもエアコンラインのガス回収から真空引き、ガスチャージまでかなりの時間がかかっております・・・。)
最後にブレーキ周りのリフレッシュです。
パット限度値を超えていた為にローターも同時交換となりました・・・。
もちろんすべての交換のお見積もりをご連絡の上作業をさせて頂きました。
Y社長いつもありがとうございます。