ナビ画面が真っ黒で非常に不便ということでお預かりしております。
テレビはもちろん、ラジオも聞けずバックカメラも映らない状況でした。
エリシオン病?オデッセイ病?とも呼ばれるほどの定番修理箇所ですね。
お決まりのモニター基盤かと思い、モニター基板を専門のSさんに確認して頂くためにモニターを外す必要があるんですが・・。
ここで難関が一つ。
モニター外しです。
正確にはモニターを外すためのウッドパネル外しなんですが・・
これが割らずに外すことが中々の難関作業でして・・。
なんとか割らずに外せました。
1つコツをお教えしますとパネルをしっかり温めた状態ですと割れにくい気がします。
この日はとても暑い日でしたのでパネルもすでに温まっていました。
夏以外の作業の際は暖房を全開にして車内温度を上げて作業されるといいかと思います。
無事にモニターを外して専門業者のSさんに送って確認してもらいますとモニター側基盤に半田の割れや外れなどはなく問題なしとの回答でした。
ということは故障の原因はHDDユニットの可能性が高いですね。
HDDが壊れると起動しないためモニターはやはり真っ黒になるそうです。
HDD故障の場合はHDDを取り外してキーをオンにしてみると良否判断が出来るそうです。
この時にHDDを外した後にHDDのフタを元に戻す必要があります。
フタが2つのスイッチを押しておりそのスイッチが押されてないとユニットは作動しません。
HDDを外してフタを閉め キーをオンにすると・・。
画面が映りました!
試しにHDDをもう一度 元に戻してキーをONにしてみましたが・・。
更新画面の途中でフリーズしてしまいました。
その後再度HDDを外してキーをONにするも今度は画面が真っ黒になりまして・・。
HDDとユニットがダメになっている模様。
HDDユニットは非常に効果で修理もホンダ経由でしか修理が出来ません。
いずれにせよ非常に高額になりそうでしたのでオーナー様とご相談して今回は中古品での交換修理となりました。
ユニット自体は比較的簡単に交換が可能です。
交換後は全て正常に戻りました。
今考えると先にHDDユニットを診断すればモニター脱着のリスクは回避出来たんですが・・。
ホンダオーナーさんのお役に立てましたら幸いです。