アーバンオート福岡 記録簿

日々の整備記録です どなたかのお役に立てますように

3G83 タイミングベルト交換後 回らないクランク?

同業者さんよりミニキャブタイミングベルト交換後 何故かクランクが回らないとのご相談を頂きました。

近所の工場さんでしたのですぐ現地で確認すると・・。

 

確かに正回転約150℃ほどからクランクが回りません・・。

????。

 

タイミングベルトを組む際、合いマークが狂っているに違いないのですが・・。

 

確認してみるも・・。

 

合っている様子。

 

クランクが一周狂っているかもと思い一周回して組みなおすも駄目。

 

 

まさかバランスシャフトの狂いでクランクが回らない事などないはずですが念の為確認します。

しかし問題は無いようです。

 

しかししかしよくよく確認すると分かりました!!

合いマークが違います。

ここではなく 正しくはこちら。

 

 

まだまだ未熟者を痛感した一日でした・・・。

 

3G83エンジンのタイミングベルト交換でお困りの方のお役に立てましたら幸いです。

 

ゴルフⅡカブリオレ ブレーキシュー交換

ゴルフⅡカブリオレ ブレーキシューの交換です。

まだ大丈夫なように見えますが・・。

実はこれ・・・。

リベットなんです。

 

トラックみたいです。

乗用車でリベットってあるんですね。

まだまだ知らぬことが多すぎます。

完全に限界でした。

新品に交換します。

ただし なぜか新品は・・。

通常のシューでした。

これであと数年数万キロは大丈夫事だと思います。



ゴルフⅡオーナーさんのお役に立てましたら幸いです。

ゴルフⅡ カブリオレ エアコン修理

車検でお預かりしておりますゴルフⅡカブリオレです。

タイミングベルト1式の交換作業など諸々の整備と

 

同時にエアコン修理のご依頼を頂きました。

が・・。

旧車の難しい問題ですが部品が手配できるかどうかです。

 

何より原因を探ります。

原因は簡単に分かりました ガス漏れです。

 

真空引きしてもみるみる大気圧に戻ってしまうんです。

では漏れの箇所を探ります。

 

その箇所は高圧ホースからでした。

正確にはコンプレッサーと高圧ホースのつなぎ目付近です。

R12のガスは高価なのでR134aガスを入れて探知機で探った結果です。

同時に高圧ホースを手配できるかどうか探しましたが見つかりませんでした。

Oリングからの可能性もあるのでホースのつなぎ目のナットを緩めようとするもガチガチに固く全く緩みません・・・。

 

仕方なく状況をオーナーさんに報告するとなんと・・・。

 

エアコンホース 高圧、低圧ホースからコンプレッサーまでお持ちとの事。

いずれも中古品ではありますがお持ち頂きました。

これで引き続き作業を進めます。

まずはコンプレッサーASSYを外します。

届いたコンプレッサーです。

プーリーの錆が酷いので出来る限り 綺麗にして・・。

組み付けます。

交換後はしっかり真空を保持できるようになりましたので

R12ガスを注入します。

今回交換した部品はこちらです。

結果オーナさんのおかげで修理 完了しました。

この度も色々とありがとうございました。

いつも勉強させて頂きました。

 

旧車オーナーさんのお役に立てましたら幸いです。

 

 

アウディA6 クアトロ Sトロニクス修理

Sトロニクスの故障で入庫頂きましたA6です。

前に進まなかったり バック出来ない状況でした。

エラーコードもたくさん出ておりました。

気になったのは「クラッチ1 大きすぎるスリップ」?と初めて見るエラーです。

レッカー車に積み込む際もクラッチの焼ける臭いがしたとの事。

オーナー様に修理のリスクをご説明してOKを頂きましたので修理に入ります。

リペアキット交換をしてもクラッチの滑りが発生している可能性があるためです。

 

まずはリフトアップする前に

エアサス車ですのでエアサスをロックします。

これでリフトアップが可能になります。

リペアキットです。

交換後にクラッチポイントの学習を実施。

結果は・・。

 

無事に修理完了しました!

 

オーナーさんにもとても喜んで頂けました。

特別な思い入れのあるお車だったそうです。

とにかくリペアキットのみで完治したことに私もホッとしました。

 

これからもアウディ オーナさんのお役に立てましたら幸いです。

100系 ハイエースワゴン ショック交換

ハイエースワゴンのショック交換のご依頼です。

前後左右交換します。

いきなりですがフロント交換完了です。

とても簡単に交換できます。

外したショックは完全に抜けていました。

リアの交換準備です。

車内からショック上側のナットを外さなけれないけません。

この17mmのナットです。

ショックが外れました。

新しいショックを取り付けて完了です。

これまでのショックは4本とも完全に抜けていました。

 

結果 生まれ変わったかのようにシャキとした乗り心地となりました!!

ショック交換はコスパ的にもお勧めのカスタムかと思います。

ハイエースオーナーさんのお役に立てましたら幸いです。

クライスラー イプシロン デュアロジックオイル交換

クライスラーイプシロン デュアロジックオイル交換のご依頼を頂きました。

ツインエアの構造からフィアットと同じですね。

アンダーカバーを外して

遮熱版を外したところです。

真っ黒な汚れが確認出来ました。

新油に入れ替えていきます。

量は2リッター使用します。

入れてエアで攪拌して抜いてを6回ほど繰り返し

綺麗になりました。

続いてギアオイルです。

こちらも真っ黒でした。

新油を注入して完了です。

この度は遠い所 わざわざありがとうございました。

これからもどうぞ宜しくお願い致します。

デュアロジックオイルは非常に汚れやすい為 車検ごとくらいの交換が理想的かと思います。

イプシロンオーナーさんのお役に立てましたら幸いです。

トヨタ カローラスポーツ舵角センサー交換+0点学習。

同業者さんからカローラスポーツ 舵角センサー交換のご依頼です。

事故鈑金+足回り修理後にプリクラッシュ系の故障の警告が出るとのこと。

こんな状況でした。

入庫と同時に舵角センサーをお持ち下さいましたが念の為、本当に舵角センサーが原因なのかを探ります。

エラーコードはこちらです。

補正値は大幅に外れていました -34.5°

ここからは非常にマニアックな感じですが補正値が瞬断されていることが分かりました。

瞬断中?って日本語があるんですね・・。


はい 異常が確定しました。

 

ですのでお持ち頂きました舵角センサーを交換します。

まずはエアバックを外します。

これが中々手ごわく15分ほど格闘しました。

3点のピンの位置をイメージしながら押すと外しやすいかもです。

写真を載せておきますね。

で 慎重にマーキングしながら どんどんバラします。

舵角センサー交換しました。

すると・・・

以前より大幅に数値がズレました・・・。

(汗)

ですがここから舵角センサー0点調整を実施して完全に0になってホッとしました。

試運転後もエラーが出ないことを確認して作業完了です。

トヨタ舵角センサーにお困りの方のお役に立てましたら幸いです。