前回からの続きです。
スロットルボディ周りを清掃して組み上げてました結果・・。
駄目でした。
他のエラーは消えましたが
P210100 スロットルアクチュエーター「A]制御モーター故障等
だけが残ります。
過去事例で同様のエラーがあったそうですが
その際もはやり清掃では直らずスロットルボディAssy交換となったそうです。
今回もその必要がありそうです。
スロットルボディAssy自体は約7万円ほどします。
出来る事ならリサイクル部品等で安く修理をしたいところですが
ネット情報によると
セキュリティの為に中古のスロットルボディは使えないとか
スロットルボディを新品で交換してもディーラーさんでのプログラミングが必要だとか色々とヒットします。
そこでディーラーさんに上記の件を問い合わせてみました。
するとそんな事は聞いたことが無い、特にプログラミングも存在しないとの回答も頂きました。
車体番号から調べて頂きましたので全てに当てはまるかは分かりませんが今回の車両に関してはリサイクル部品でもいけるようです。
オーナさんに事のいきさつをご説明してリサイクル部品にて入手しました。
奇跡的に走行距離1万km台の極上品が手配でしました。
左のものがそれです。
まるで新品かのような状態でした。
ここで気付いたのですが届いたスロットルボディはバルブがほぼ閉じていました。
取り外した故障品のスロットルボディは・・。
開いています・・。
ここで診断機によるスロットルボディの開度状況を読み取ると・・。
悲しいほどぼやけていますが、正常値が25%に対して実測値が102%ほどでした!
そりゃエラーは消えませんね。
そこで届いたスロットルボディと交換して計測しました。
すると・・。
ほぼ正常値と実測値が一致しました。
もちろんそれによってエラーも消去出来ました。
しっかり試乗して問題がないことを確認して修理完了です。
ネット情報を鵜呑みにするといけないなと思った修理事例となりました。
全国のボルボオーナーさんのお役に立てましたら幸いです。
どちらかと言えば今回の内容は同業者さんのお役に立てるかと思いますが
いずれにしてもどなたかのお役に立てましたら幸いです。