西区のY様からの依頼でワゴンRスティングレーを某オートオークションより入庫しました。
まだまだ大変人気の車種で価格的に条件が揃うものがなかなか無かったのですが、見つかりました!
色は黒で、HDDナビ付のプッシュキー式のスマートキー!!
外装の傷も細かいものを除き大変綺麗な車両です。
ただここまでなら予算オーバーなのですが、検査官の所見に
「エンジン異音}とあります
エンジンに異音がある車両は{安い}可能性が大いにあります。
この異音を完全に修理できれば予算に収まる可能性があります
オイル交換を怠っていての異音であれば残念ながら別の車両を探したいところですがナニブン可能性はありますので現地にて車両を確認しました。
恐る恐るエンジンルームを確認、オイルキャップを外して中を確認。
すると意外なことにこれが大変綺麗でアイドリング中も異音らしき音はありません。
ターボ付の車両ですので少し暖めたところで回転数を上げてみました。
すると4000から5000回転付近の付近で「ギュウィィィィン」と出ました!!
タービン本体のようです
早速タービンを車体から外します。
これだけの部品を外す必要がありますが比較的簡単にタービンは外せます。
で外したタービンがこれです
で原因が分かりました
画像では綺麗に見えておりますがシャフトの微妙なガタでした。
手で揺さぶると微妙なガタがあります。
これでタービン交換が確定しました、ですぐに運良く走行距離4万km未満の中古良品が見つかりましたので早速手配。
で届いたタービンがこれです。
タービンの種類は2種類ありまして元々付いていた日立製とは違いますがタービン本体自体には互換性がある為使用は可能です。
新旧タービン並べてみました。
取り付けて、異音が消えたことを確認。試運転を十分して完了です。
通常はタービンへのオイル供給パイプも交換するところですが、スラッジによる汚れの付着などはありませんでしたので今回は洗浄のみでの再利用しました。