今日はGセンサーの0点学習で困ってしまった事例を紹介します。
CVT搭載の車両です。
走行距離は63000kmと少な目のヴィッツ(当社販売車)でしたが納車前の点検でスキャンツールを用いて点検とCVT関係の学習をしておりましたところ車両を数m動かすだけでエンジン警告灯が点灯するようになってしましました。
エラーコードは P1589 加速度学習異常 。
リセット途中で学習に失敗したかな?と思いながら最初からやり直すことにしましたがここからハマッてしましました・・・。
スキャンツールに頼りすぎていた自分に反省しなければいけない事例ですので恥を忍んで掲載します
(加速度学習)=(Gセンサーの学習)と置き換えられますのでエンジン警告灯ですがABS関連からアクセスしますがGセンサーにECUが対応していないとなり、先に進めません
ファイネスより修理書をダウンロードしてそれに沿って作業をしますが、途中チェックモードやテストモードといった言葉が出てきます。
同じ内容なら統一してほしいものです・・・。
色々試した結果エンジン系統側からもABS系統側からもGセンサー学習に関してアクセスできず
最終的にG-SCANを作った会社 インターサポートのサポートセンター(年間有料契約)に電話。
関連の整備書をFAX にて送って頂きました(いつもありがとうございます)
結果から言いますと学習できなかった理由はスキャンツールからのアクセスではなく、整備書の手順をふまなければならなかったことに加えて「言葉の意味」が理解できずに先へ進めなかったことです。
手順の抜粋です
最後の最後に「パターンセレクトスイッチASSYを押す」とありますがコレが何のことか分かりませんでした・・・ でまたサポートセンターに電話。
担当者の方も最初は・・?・・という感じでしたが流石です
「SNOWスイッチではないですかねぇ~」
で押すと一瞬で学習?おわり。
以後 加速度学習異常によるエラーは出なくなりました・・・。
こんな経験をどれだけつめば一流にたどり着けるのか・・・さきはまだまだ長いなと反省した一例でした。どなたかのお役に立てれば幸いです。