アーバンオート福岡 記録簿

日々の整備記録です どなたかのお役に立てますように

VVT制御 エラーコードの原因

この度車検でお預かりさせて頂きましたマークⅡブリットですが、
走行後すぐにエンジンのチェックランプが点灯するが特に異常が感じられないためにこれまでお乗りになられていたとの事。

エンジンは1Gです。

試運転してみるも オーナー様がおっしゃる通りその状況。

ですがエンジンのチェックランプが点灯するという事は何か問題を抱えている証拠ですし、車検にも通りません。

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診断機で確認しますと「VVT制御」のエラーコード。

となれば原因はVVT?ということでまずはVVT本体の動作確認。
VVT本体に直接12Vをかけて動きをチェックします。
動きが悪ければその結果としてエラーコードが出るのでは?

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続いて熱による影響があるかと思いホットガンで温めて動作チェック。

すると動作は問題なさそうです。

次にオイルラインの詰まりをチェックします。
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このボルトを抜くとフィルターがあるはずなんですが出てきません。
ですので逆についておりますVVT制御ユニット穴からエアを吹き込みます。

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するとフィルターが飛び出しますのでウエスで捕まえてやります。
ここで分かりました(嬉)
フィルターがカーボンススで詰まっておりました!

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上記は清掃後のモノですが組み立て後はエンジンのチェックランプは点灯せず無事に修理が完了しました。

そもそもの原因はオイル管理にあるかと思います。
エンジンオイルは定期的に交換をお勧めします。

どなたかのお役に立てましたら幸いです。