ヴィッツ エンジン？からのガラガラ音

いつもお世話になっております早良区のI様よりのSCP10系のヴィッツの車検整備のご依頼を頂きました。

発進時にガラガラとエンジンルームから異音が発生しているから治せることであればとのことでご入庫頂きました。

お預かりして試運転をすると確かに誰もが異音と確認できるレベルのガラガラ音が確認できました。

ここで以前経験しました事例を思い出しました。

VVTです。（よくトラブル事例を耳にする箇所です）

早速ＶＶＴソレノイドバルブを取り外し動きを確認します。

ここでオイル管理を怠ったせいでの固着をイメージしておりましたが実際には非常に管理の行き届いたエンジンのようで（I様、大変失礼致しました。汗）バルブの動きも問題ありませんでした。

ではどこからの異音なのか？タイミングチェーンの伸びも考えられますがまずは簡単に確認できるファンベルト周りの確認から始めました。

1SZのエンジンでは１本もののファンベルトでオルタネーター、パワステポンプ。ウォーターポンプにエアコンコンプレッサーが駆動されています。

ですのでファンベルトを一旦取り外し、エンジンスタート。

するとガラガラ音が消えました（喜）

あとは上記部品のプーリーをひとつづつ手で回し、回転方向や横方向へのガタを探します。

結果からですが本当に若干のガタですがアイドラープーリーを回した際に違和感が感じ取れました。

ので取り外して確認。

目立つガラガラと異音を発生させているには本当に若干のガタでしたが、原因のひとつであることは間違いありませんのでI様へお見積もりをお伝えして了解を得た上で部品を発注。

アイドラープーリー　４.8５０円（税別）

ここからは独り言ですので・・・おしからず。

トヨタさん、ベアリングだけお願いできませんか？

プーリーいらないです・・ベアリングだけなら数百円ですよね・・・。

一時期　利益還元の話題がありましたが実際にユーザーさんに還元できるように部品供給を見直して頂けると整備工場としても販売店側としても責任もってトヨタさんのお車をお勧めできます。

現時点でもナンバーワンのクオリティーでしょうからトヨタさんを推してはありますが・・・。

ヴィッツからのガラガラ音　修理でした。